コラム

ヘルニアの痛みを緩和するためにできること

いますぐできる!就寝時の工夫

ヘルニアの痛みを緩和するには寝る時の工夫で違って来ます。 仰向けで寝る時は膝を立てるか,クッションや座布団などで膝を下から持ち上げると腰の負担が軽減されます。(この場合,寝返りが少々困難となります。)

もう1つの寝る時の工夫ですが,例えば左の後方から線椎輪が破れて髄核が突出している場合,左肩を上にして横向きになり右足は真っ直ぐ,左足は曲げて横向きに寝ます。 重力が働き下へと髄核が落ちて行くので突出しづらくなり効果的です。右後方から髄核が突出している場合は右肩を上にして左足を真っ直ぐ,右足を曲げて横向きに寝ると緩和されます。 (突出している方,痺れや痛みがある方を上にして横向きに寝る。)と言う事ですね。

福おか整体で推奨する方法

もう1つは私の施術のテクニックとして梨状筋など,お尻まわりや腰の筋肉を引き締めるアプローチをかける事によって線椎輪から破れて突出した髄核を中へと押し込みます。 その事によって髄核が神経を圧迫しなくなり痛みや痺れなどが緩和されます。

残念な事ですが...人間の治癒力では破れてしまった線椎輪は再生されないので定期的に髄核を中へ押し込み,腹筋,背筋を鍛え,正しい姿勢で日常生活を送っていただく事が痛みの緩和に繋がります。

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